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美容院トーク

最近は人見知りも減り、会話する事は結構好きになったが、美容院でのトークは苦手だ。
というか、美容院トークが大好きって人はいるのだろうか?

春には「花見行きました?」「GWは何処か行かれますか?」
夏には「海に行きました?」「花火見に行きました?」「今年の高校野球は…」
冬には「スキー行きました?」「クリスマスは?」「初詣は?」「帰省しますか?」

店の人も定番ネタを毎回聞いて楽しいはずないだろうし、聞かれてる客も楽しくないのに何度も聞いてくる。
髪を切る人、シャンプーする人、カラーやパーマの助っ人など、入れ替わり立ち代り同じ質問をしてきて、同じ回答をさせられるのは拷問に近い。

海にも行かないし、スキーもしない。
わざわざ連休の混んでる時期を選んで、帰省もしなけりゃ、遊びにも出かけない。
花見や初詣など話す事ができる話題もあるが、興味もないのに取り敢えずの話題として聞かれていることを感じていながら、楽しく話せるはずがない。

会話したくない雰囲気で応対しても、そこを何とか盛り上げようとする強引さも受け入れられない。


定番ネタは店が違っても、だいたい上に書いたような話題と決まっているものだが、私が昔通っていた美容院は、一年に一度ありえない話題を当然のように振ってきていた。


「永ちゃんのコンサート行った?」


倉庫を改造して作った店で、入り口が喫茶店、奥が美容院。
喫茶店は壁一面に永ちゃんのイラストが描かれ、常にコンサートビデオが流れる。
美容院では永ちゃんの曲を流していないが、店の名前が永ちゃんの曲名となっている。

だからといって、客の全てが永ちゃんファンではない。
むしろ永ちゃんファンの客はほとんど来ていないのだから、「永ちゃんのコンサート行った?」を定番ネタに使う意味が理解できなかった。

ここは学生時代にバイトしていた店で、私が永ちゃんに然程興味がない事も知っている。
それでも髪を切る時になると、定番ネタとして振ってしうまう。
美容師のクセというのは恐ろしいものだ。

カテゴリー: 考え事・メモ 18:27

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